現場を、スムーズに安全に
管理するショップ長
A・M
鍛造事業部 鍛造部 ショップ長 / 1997年入社
鍛造部に所属し、工場で働く人員のとりまとめを担当しています。鍛造部の現場では鋼材の切断をはじめとした専用の機械を操作する様々な仕事があり、常時15~20人の社員が働いています。現場の仕事がスムーズに進むように、人員を割り振るのが私の仕事です。現場の社員は若手の19歳からベテランの60代まで幅広いんです。仕事だけでなく体調や休憩がしっかりととれているかなどもチェックし、現場を支えるメンバー全員が毎日安全に作業を行えるよう管理しています。
とりまとめを行う役職をショップ長というのですが、私がショップ長になったのは2021年の4月からなんです。それまではずっと現場でプレスの仕事を担当していました。今でも誰かが休みのときは、現場で作業を手伝っています。
1997年に入社し、今年でもう24年になります。今の上司が高校の野球部の先輩で、就職活動中にたまたま「うちの会社で働かないか?」と誘われたのが入社のきっかけでした。デスクワークより身体を動かす仕事の方が自分には合っていると感じていたので、現場の仕事を選んで正解でした。
長い間シンニッタンで働いてきた中で実感しているのは、職場にいい人が多いところですね。短納期で仕上げなくてはならない仕事のときは、現場のメンバーがお互い協力しながら一丸となって取り組んでいます。現場のメンバーはみな気さくで仲良く、ここしばらくコロナ禍で実施できていませんが、忘年会などの場も毎年盛り上がっています。
工場の作業で汚れた作業着は、会社がクリーニングしてくれるのはありがたいですね。自宅で洗う場合、作業着だけで洗わないと他のものが汚れてしまい、妻や子供に怒られます(笑)ここでは仕事が終わったら脱いだ作業着を置いて帰れば、自動的に綺麗になっているので楽ですよ。楽といえば工場にはお風呂が併設されていて、仕事が終われば自由に入っていいことになっています。作業の汚れを落としてさっぱりして自宅に帰れると、リフレッシュになりますよ。
4月にショップ長になってから、これまで自分が現場で扱っていたプレス以外の機械にも責任を持つようになりました。機械にトラブルが発生した場合、直せるものはその場で対応するんですね。その機械に詳しいメンバーに聞きながら、1つひとつ学んでいるところです。
42歳になって、60歳の定年を少しずつ身近に感じ、定年までに仕事の幅をどこまで広げられるかを考えるようになりました。現在のショップ長よりもさらに大きな責任を持つことになっても、それにしっかり応えられるよう、目の前の仕事を大切にしながら新しい役割に積極的に挑戦していきたいと思っています。